洗い張り
着物は持続可能は「サスティナブルファッション」
洋服と違って、着物は反物を直線立ちして仕立てますから、着物を解いて合わせると元の反物になります。この反物の状態に戻してから洗濯して仕立て直しをすることを「洗い張り」といいます。
- 汚れやシミはどうするのか
- 洗い張りで取れなかったシミや汚れの部分には、細工をして目立たないようにすることも可能です。
洗い張りの期間と費用
- 期間
- 期間は約1か月半程度かかります。
- 費用
- 31,000円~
- ※場合によっては着物全体の洗い張りではなく袖部分のみの洗い張りもあります。
※ご相談だけでも結構です。お気軽にお問い合わせください。
洗い張りで蘇る振袖『ママ振り』
最近、何かと話題になっている「ママ振り」。
お母様が着られていた振袖を、お嬢様が引き継いで着用されることです。
長い間、和ダンスの中で眠っていた振袖がお嬢様によって、蘇ります。
体型が似通っておられる場合はそのまま着用することが可能ですが、違う場合はお嬢様に合わせて仕立て直しが必要です。
また、シミ、皺、汚れが付着している場合が多く見受けられます。この際、洗って仕立て直す「洗い張り」をお勧めします。
振袖は模様の縫い合わせが難しいため娘さんと体型が似通っている場合は、袖部分のみの洗い張りも増えています。
25年前の振袖
お持ち込みいただ来ました着物は25年前にお母様が着られた振袖です。
お嬢様の身長が高いため、洗い張りをし、仕立て直して成人の日をお迎えになりました。
反物で保管しておく
お嬢様が着られる予定がなくても、ご自分の振袖をキレイにして反物にしておくこともお勧めしています。反物に戻すことで保管スペースもとらず生地にもやさしく仕立て直しにも素早く対応できます。