想いを包む・結ぶ文化”風呂敷”
風呂敷に贈り物を包むとき、ふだんのくらしを少しだけを丁寧に暮らしている気分になります。
そもそも風呂敷というものは、古くから貴重なものを保管する包み布として使われていたように、『包み』『結ぶ』おもてなしの気持ちが表現されているようにも見えます。
贈答品を入れる入れ物という物理的なことだけであれば、紙袋やビニール袋でもいいのかもしれません。
しかし、包むという行為は、包んだものを大切に扱い、相手の方への敬意を払うという意味が込めらていると言われています。
風呂敷に込められた『包む』『結ぶ』思い
- 包む
- 「包」という感じは、お腹のなかに子どもを宿した女性をイメージしたものです。風呂敷も、包み、結ばれた(巻く)ものは片手でぶらぶらさせることなく、手を添えて大切に持ちます。つまり、「包む」ということは、中のものを慈しみ大切に扱うという意味を表しているということです。
- 結ぶ
- 「糸」と「吉」からなっており、糸をしっかりとつなぎ合わせると意味を表しています。
まるで、風呂敷に包まれ結ばれたものは、よいご縁がつながっていくような思いが込めらているように感じられます。
高度成長期とともに、これまでの風呂敷文化は廃れ、利便性を重視した紙袋やビニール袋が主流となっていましたが、再び、必要とされる時代が訪れています。
エコロジーな生活への意識改革を担う風呂敷
再び風呂敷が見直され始めたのは、「MOTTAINAI」という言葉が世界の注目を浴び始めたからです。
エコなものが見直され、使い捨てから再利用、多用途に対応できる風呂敷は再び、人々の生活に必要なものとして、意識されるようになりました。
さらに、2020年7月より、プラスチック製買い物袋有料化に伴い、これまで以上にエコロジーな生活様式を意識するようになり、風呂敷はエコ製品の代表格として現在の生活にうまく生かし、一歩先ゆく上質な暮らしへと導いています。
実はすごいものだった!利便性抜群の風呂敷
- 柔軟性抜群!使い捨てしない包み袋になる
- 風呂敷は一枚の布です。よって、包むものに合わせて包むことができます。
- かたいもの、重いもの、柔らかいもの、丸いものなど包むものを選びません。
- バッグと違って、必要のないときには、小さくコンパクトにたたんでおけるので、場所を取りませんし、持ち運びが容易です。
- サスティナブル
- 汚れたら洗える使い捨てることなく、繰り返し使える包み袋として使えることが最大の特長です。
進化した風呂敷のデザイン性を活かしたオブジェ
サイズの大きい風呂敷の場合、風呂敷としてご利用になる以外に、テーブルクロスや、ソファーかけ、こたつかけなど、幅広く利用できます。
- 【カンバラクニエ をどりをどり かいらし 90cm】
- 京都在住で、大学時代よりイラストレーターとして活躍しているカンバラクニエのイラスト。
- リビングや玄関フロアにかけておくと一気に華やかになります。
- 当店では、店頭や蔵の壁掛けにしています。
- 大変人気があり、「をどりをどり かいらし 」はすでに完売です。
華やかな気分になる 「クニエ唐草 こべに」
- 【化合繊のふろしき クニエ唐草68cm】
- カンバラクニエさんと唐草屋とのコラボレーションで生まれた「クニエ唐草」。
- サイズ:68cm×68cm
- 素材:ポリエステル100%(再生ポリエステル糸一部使用)
- 価格:2750円(税込)