お肌のことを考えた洗濯洗剤選び
私たちは毎日のように色々な洗剤を使っていますが、毎日使うものだからこそ、どんな洗剤を使うべきなのか、人、環境と多角的な側面から考えたいものです。
今回はお肌のための洗剤選びについて知っていただきたいお話を洗剤の成分に注目してお伝えします。
衣類の汚れを落とすメカニズムから考えてみました
洗剤の水溶性の特徴を知る
洗濯洗剤の裏にある成分表をご覧になってみてください。
そこには、「液性/〇〇性」と表記されています。
この液性は大きく分けて、酸性、中性、アルカリ性に区別されます。
度合いをpH(ペーハー)で表し、pH7(中性)を中心に数字が低いほど酸性度が強く、高いほどアルカリ度が強くなります。洗浄力は中性が弱く、アルカリ性になるほど強くなります。
衣類の汚れを分解するための洗剤選びのポイント
衣服の汚れは目には見えにくいものですが、1日着た衣類には2g程度の皮脂などの汚れが付くと言われています。(日本石鹸洗剤工業会調べ)皮脂の汚れなど油性の汚れは放置しておくと、落ちにくくなりますし、変色、臭いの原因にもなります。
このような衣類についた皮脂汚れなどを落とすには、アルカリ性の高い洗剤のほうが効果的ですが、アルカリ度が高いほど衣類を傷めるため、市販されている洗剤の中でも、洗浄力を優先する洗濯洗剤には『液性/弱アルカリ性』と記載させれているものが多いです。
しかし、洗濯洗剤には「中性洗剤」と表記されたものもあります。
主に、デリケート衣類用洗剤として販売されています。
pH値の図を見ていただくとわかるように、中間に位置する中性は強い洗浄力がなく、衣類への刺激が少ないのが特徴です。
なぜ、中性で汚れは落ちるのでしょう?
液性が中性ということは、汚れを中和させる働きはありません。
洗浄力は弱いのですが、「界面活性剤」という成分の力で、本来混ざり合うことのない水と汚れを混ぜ合わせて浮き上がれせて、汚れを落とすことができます。
界面活性剤とは何でしょう?
界面活性剤の働き
水と油が混ざり合わないように、油汚れは水洗いでは落ちません。
汚れを落とすために、水と油を混ぜ合わせる働きが必要です。その混ぜ合わせる働きをするのがを界面活性剤です。つまり、界面活性剤は混ざり合わいないものを乳化させる働きがあるということです。
界面活性剤は繊維の中の皮脂や汗の汚れの間に入り込み、汚れをはがし、乳化・分散させ、取り除きます。
界面活性剤の働きで、様々な汚れが落ちて清潔な衣類を着ることができているわけです。
ちなみに、中性洗剤以外にもキチン用洗剤、シャンプー、コンディショナー、歯磨き粉、化粧品など様々なものに使われています。
界面活性剤の種類
界面活性剤には、天然由来の界面活性剤と石油由来の界面活性剤があります。
天然由来の界面活性剤とは、元々自然界の中に天然物質として存在するものをいいます。植物に含まれている苦み成分でもあるサポニンや食品の乳化に使用されている大豆レシチン、卵黄レシチンなどがあります。
石油由来の界面活性剤(=合成界面活性剤)は、人工的に作られたもので、分解に時間がかかる成分であり、生分解性は、あまり良くない性質を持ってるということになります。
無添加の天然の石けんの気泡は天然の界面活性剤です!
無添加の天然石けんは油脂、水、苛性ソーダ(=水酸化ナトリウム)だけでできいて、この天然石けんの気泡は天然の界面活性剤の一種です。
石けんは泡立てることで、界面活性の働きをするのですが、泡が消えると界面活性作用は失われます。これは天然石けんの欠点でもありますが、人の肌への影響や環境への影響を考えると、安心して使える洗剤です。
ただし、石けんの気泡が界面活性剤の働きをするので、しっかりと泡立てることがポイントです。
【天然由来の界面活性剤の活用】卵黄が界面活性剤になってできるのがマヨネーズです!
マヨネーズはお酢と植物油で作ります。本来、酢と植物油は本来混ざり合いませんが、卵黄の成分レシチンが天然の界面活性剤の役割をしているので、乳化してマヨネーズになります。
合成界面活性剤が衣類に残る問題とはなんでしょう?
人の皮膚は汗と皮脂膜で肌を守られています。
しかし、直接肌に触れる下着やタオル、シーツ、枕カバーなどに合成界面活性剤が残っていると、肌に触れている間ずっと合成界面活性剤が人の皮脂膜に働きかけていることになります。
つまり、人の肌を守る皮脂膜を乳化し続けていることなり、皮脂膜は薄くなり、肌が弱くなっていくのです。
赤ちゃん、子ども、皮膚の弱い方、アレルギーをお持ちの方、高齢者の方、皮膚の乾燥が気になり、かゆみを伴う方は、洗濯洗剤選びは特に重要だということです。
どんな洗剤がよいのでしょうか?
- 石油由来の合成界面活性剤成分がはいっていないこと
- 汚れはしっかりと落とせること
- 肌にも衣類にも、そして環境にも良いこと
- 使いやすいこと
- 経済的であること
究極に安心安全な洗剤を見つけました!竹と湧き水だけでできた洗剤
山口県防府市で、職人さんが丁寧に焼き上げた竹炭に、湧き水を入れて2ヶ月かけて竹炭の成分をじっくりと溶かしてできた『天然成分100%の無添加洗濯用竹洗剤 バンブークリア』です。
原材料は竹炭、竹炭灰、湧き水だけです。
液性は弱アルカリ性です。
透明な液体で、泡立ちません。
もちろん、合成界面活性剤、香料、着色料、化学物質も含まれていません!!
なぜ、竹の成分で汚れが落ちるのでしょうか?
竹の成分で最も多いのが、アルカリ成分であるカリウムです。その他、カルシウムや油汚れに強いケイ素なども含まれています。
これらの成分が水と混ざることで、弱アルカリ物質になります。その物質が汚れ(脂肪酸)に付くことで中和し、天然の界面活性剤(天然石けん)の働きで汚れを分解します。
よって、天然石けんのように泡立てる必要のない洗剤ということです。
弱アルカリ性だけど、ふんわりやわらかで柔軟剤いらず!
この洗剤のホントのすごさはここからです。
弱アルカリ性は洗浄力はいいけど、一般的には素材の傷みが心配されます。
しかし、竹からでるミネラル成分によって柔軟剤を使ったみたいにふっくら、やわらかな仕上がりになります。
しっかりと汚れは吸着して取り除いて、素材を傷めず、ふっくらな仕上がりなるため、おしゃれ着洗いも安心して洗えます。
使いやすさと洗浄効果
効果的な洗濯方法
- 洗濯機に水またはぬるま湯、洗濯物とバンブークリア入れて、5分間回します。
- 20分つけ置きします。
- 20分後、すすぎを1回して、洗濯完了です。
おしゃれ着も付け置きとすすぎ1回でOK
お気に入りのウールのセーターを洗ってみました。
いつもクリーニング店へ持参していたウールのセーターです。
容器にぬるま湯と竹の洗剤 バンブークリアを入れて、20分つけおきします。
その後、1回すすぎ、軽く脱水をして干しておきます。
ふんわりとした仕上がりに大満足です。
柔軟剤もつかっていないのに、ふわぁふわぁに仕上がります。
竹の洗剤 バンブークリアで洗えるもの
- 綿
- 麻
- ウール
- シルク
- コットン
- 合成繊維
すすぎの回数が減ることのメリット
すすぎの回数や時間を減らすことで衣類を長もちさせることができます。
バンブークリアを使用した洗濯は、漬けおきすることで洗浄効果がアップします。
従来の洗濯のような、汚れをしっかりと落とすために、長時間洗濯機をぐるぐる回す必要がありません。よって、衣類の生地の傷みも軽減されます。
経済的でシンプル生活を実現
いくら良い洗剤とは言え、毎日使うものですから、あまりに高額ではなかなか継続することが難しいと考える方も多いものです。
しかし、バンブークリアを使うことになり、大きな節約につながっています。
すすぎ1回で水道代の節約に
これまですすぎを2回していた場合、1回になると、すすぎにかかっていた水道代は単純計算で半分になります。
しかも洗剤のすすぎ残りの心配をすることもなくなり、肌へのダメージを気にしなくてよくなります。
1回に使用する量が経済的
洗濯機に30Lの水でバンブークリアは15ml、60Lでも20mlです。
バンブークリア620mlボトルで30Lの洗濯を1日2回行うと計算した場合でも、20日分は洗濯できます。
洗濯用洗剤が1本になりシンプル生活を実現
これまで、おしゃれ着洗い用洗剤、柔軟剤と別途購入したいものが不要になり、購入費の節約になります。また、洗濯洗剤以外にも掃除用としても活用することができので、〇〇用洗剤といった目的別の洗剤が不要になり、ランドリー用品置き場などもすっきりとしています。
バンブークリアでお掃除用洗剤の作り方
バンブークリアは洗濯専用というわけではありません。
弱アルカリ性の液性を持った洗剤ですので、お洗濯以外にも活躍します。
水で100倍に薄めてスプレーボトルに入れて、掃除用にお使いいただけます。
脂肪酸に反応して、天然の界面活性剤の働きをしますが、窓ガラスや取っ手や冷蔵庫などの拭き掃除に最適です。
また、小さいお子様が触れる床やおもちゃなどのお掃除に利用できます。
- バンブークリアお掃除用の作り方(200mlの掃除用液を作りたい場合)
- バンブークリア:2ml(小さじ半分弱)水:198ml(198g)
毎日繰り返しつかうものだからこそ、こだわりたいものです。
身体に優しい洗剤を使うことで未来のあなたの美と健康を導きます。
◎バンブークリアは、店舗またはオンラインショップで購入できます。
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