健やかで美しいあなたを創る

2022年1月10日。
爽やかな新春の朝、恒例イベントでもある当店主催の『きものde初詣』を防府天満宮で実施しました。
『初詣はきもので』の呼び掛けにたくさんの方にお集まり頂きました。
思い思いの着物で写真撮影、お抹茶接待、京料理八坂の美味しいお弁当を堪能しました。
午後からは防府市公会堂で「ほうふニューイヤーコンサート」で素晴らしい音楽を楽しみました。


芳松庵 記念撮影

特別な一日を特別な装いで、特別な気分で過ごす…。
ある意味、とても贅沢な一日です。
ご参加の皆さまも日常とは違う特別な時間を満喫されているようでした。


毎年恒例の『きものde初詣』を主催し、ご参加の皆さまとのふれあいを通して、改めて『きものの価値』を感じております。


特別な一日を創り出す

昨今、日常に着物を着る方は少なくなっていますが、この日常的に着用しないからこそ、特別な日に『きもの』を着て特別な一日を過ごすことができます。
『女優のように暮らす』そのような特別な一日を創り出し、おしゃれを楽しむことこそ、健やかに美しく過ごせる秘訣ではないかと感じています。

高揚するような喜びや楽しみが基礎力をUPさせる

約2年間続くwithコロナ生活で「健康」に意識がますます高くなっています。
さらに「基礎力向上」と「癒し」への意識も同時に高まっています。
健康を意識して身体に良いもの、免疫力を上げるものを食べるように、心が喜ぶことをすることもまた、免疫力を上げ、基礎力強化につながります。
自然と口角が上がり、笑顔になるような生活、背筋が伸びるような生き方は美しく、健康への第一歩です。
その美への追求に「きもの」はなくてはならない衣装です。


日本の伝統衣装『きもの』を纏うことがなぜ美しさにつながるのか



究極の天然素材衣装


きものは本来、絹、ウール、木綿といった「天然素材」からできています。よって、身体にとてもよいものであり、速乾性、吸湿性に優れ、身体へのストレスがないため、自律神経が整います。天然素材を纏っているので、冬場でも着物は重ね着をしている為、暖かいものです。

伝統工芸品を纏っているという意識

きものは日本の伝統工芸品の一つであり、芸術品を纏っているようなものです。
現代的なデザインもそれはそれで、美しさを引き立ててくれるのですが、300年以上の歴史を持つ加賀友禅のように、熟練した職人の手によって、時間をかけ、一筆一筆ていねいに色を差して、色彩豊かな柄は世界中の女性が魅力的だと絶賛するほどです。
きものの柄の意味を知り、歴史を感じながらきものを着ることもまた、私たちの気持ちを豊かにしてくれます。

ただの柄ではない文様

きものの重要なデザインである文様には格や意味があります


有職文様(ゆうそくもんよう)
有職(ゆうそく)というのは、朝廷や公家の行う礼式や故実、官職、法令などを研究する学問のことであり、これに通じている人のことを有職者と呼びます。有職文様とはこのような人々が家格、位階に応じて、装束(しょうぞく)や調度品につけた文様を有職文様といいます。
雲鶴(うんかく)、亀甲(きっこう)、立涌(たてわく)、七宝(しっぽう)、幸菱(さいわいびし)、向蝶(むかいちょう)など

吉祥文様(きっしょうもんよう)
吉祥とはよいしるし、めでたいしるし、の意味であり、古くから吉祥とされてきたものをきものにあしらい、慶事の時の礼装や準礼装などの格の高いきものに用いられる文様です。
松竹梅、鶴亀、四君子(蘭、菊、竹、梅)、霧鳳凰、宝尽くし、扇、熨斗など

礼を尽くして、人生のイベントをきもので過ごす


人生には、さまざまなイベントがあります。
正月をはじめ、初釜式、成人式、節分、ひな祭り、端午の節句など、1年のうちの40日程度は特別な日があります。
本来、そういった特別な日(晴れの日)には節を祝って、盛装することが多かったものです。
是非、このような晴れの日にきもので特別な日を過ごしてみる。
きものはそのような趣のある晴れの日を演出します。
特別な装いで特別な気持ちを創り出す。これもまた美しく健康である秘訣です。


きもののこと、ぜひご相談ください


  • きものを着てみたいけど、着付けができない
  • ご家族のイベントにどのようなきものを着ればよいのか悩んでいる
  • きもののお手入れはどうしたらいいのか
  • 親から譲り受けたきものを自分用に仕立て直すにはどうしたらいいのか
  • 和ダンスに眠っているきものをリメイクできないものか…など

きものに関するお困りごとやお悩み事がございましたら、お気軽にご相談ください。


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