五感で感じる心地よさ『いごこち』
忙しい日々のなかでも、五感で感じるここちよさは「心豊かなくらし」、「ていねいなくらし」へと導びかれるように感じます。
『いごこちのよい』と感じるのは、そこへ身を置いて落ち着ける空間であり、癒される空間ということでしょう。
特に玄関やリビング、客間、床の間のような人が日常的に使用する場所には季節感を感じる空間づくりをお勧めします。
人が感じる情報の中でも、知覚からの情報の割合がとても多いとされています。
そのため、季節感を感じる『いごこちよさ』のための空間づくりに、目に見えるものはとても重要であるということです。
夏に風にあたると涼しさを感じますが、それと同じように視覚で風を感じるような”涼”が施されたしつらえはとても効果的です。
日本の四季の移ろいや豊かな自然に恵まれた日本庭園は同じ場所でありながら、それぞれ異なった『季節ごとのいごこち』を感じることができます。
春はつつじ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と和室から見る日本庭園は四季折々の様式美を楽しめます。
暑い夏に窓から見える鮮やかな緑はどこか「涼」を感じるものです。私たちは季節の中で生きているということを改めて実感します。
季節の移り変わりは、季節に合わせた装いを楽しむことにもなり、またその季節季節の『すまいのしつらえ』を楽しむことができます。
老舗呉服店がおススメする 夏のすまいをしつらえる逸品
京うちわの老舗「阿以波」のかざりうちわ
夏の風物詩でもあるうちわですが、こちらは一般的によく見かけるうちわとは違う、「阿以波(あいば)の京うちわ」です。
阿以波は永きに亘り京うちわのトップメーカーとして業界では唯一無二の存在を示すうちわ専門店です。
- 阿以波の京うちわは国指定伝統工芸品
- 100年以上前から今日まで続いている伝統的な技術や技法で作られたものであり、品質や持ち味を維持しながらも、時代の需要に即したものになるように改良を加え、私たちの生活を支えているものです。
応接間や玄関に飾るとその場の品格が一段と高まる逸品
『阿以波の京うちわ』
嵯峨産の4~5年ものの上質な竹を使用して、細骨を一本ずつ放射状に並べてうちわ面を作り、別に作られた把手を組み合わせて仕上げられています。
一般的なうちわより、少し大きめで仰ぎ面が広く、モダンで洗練されたデザインが施されたうちわです。
特別な方へ特別な贈り物に『阿以波の京うちわ』
先様への贈り物は感謝やお礼などの気持ちを贈るものですから、本当に喜んでいただけるもの、差し上げるだけの価値あるものを選びたいものです。
阿以波の京うちわは300年来の伝統を引き継ぐ老舗として業界随一であり、通常ではなかなお目にかからない代物です。
特別な方への贈り物に最適な逸品です。
そして、夏が来る度に贈られた方のことを思い出されることでしょう。